サッカー教室は上級生がウザい、嫌いな人がいるから辞めたい
小学生時代サッカー教室に通っていました。
ある日「オレ、ちょっと行きたくないなあ」と言い出したので、
内心「休んだら月謝がもったいないじゃん!」とは思いましたが、
とりあえず子供の気持ちと話を聞きました。
なぜ行きたくないのか…新しく入ったメンバーの子が
上級生で息子の事をしつこく構ってくるのがウザイらしいのです。
私もやたらうちの子に近づいてるな、とは思って薄々感じてはいましたが
明らかに悪気はありません。
これが理不尽な目にあっていれば黙ってはいませんが今回は違いました。
「そっか、ママから見れば意地悪とかじゃないと思うよ。
新しく入ったチームで〇〇(息子)が一番優しくて頼りになるし、
仲良くしたいんじゃない?」
と少しヨイショするような台詞を交えて話ました。
「でも、また嫌だなと思ったらママに教えてね。
コーチに相談してあげるから」とも言いました。
子供の話を聞くことと、
子供の不安を取り除いてあげるような言葉かけ、
そしてまた不安を抱えたら助けてあげるよ、
と最後に逃げられる場所を作ってあげました。
ただ、子供はお母さんの前ではいい子でいたいので、話を盛っている可能性もあるので、鵜呑みにせず確かめることが出来るなら母の目で確かめたり、習い事の先生に様子を聞いてみる必要があります。
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うちの子は「ヨイショ」に弱いので、優しいねとか頼りになる、お利口だもんねなど母親から言われたらもうその気になっちゃいます。
息子に限らず特に男の子はその傾向があるようです。
サッカー教室が終わり、帰りの車の中で
「〇〇君(相手の子)今日はどうだった?」
と暫くは気にかけて声をかけると相変わらず「ウザイ」とか言っていましたが、
いつの間にか口にしなくなり、
そのうち「〇〇君はプラモデル好きなんだって」
とか試合の前日は
「明日頑張ろうねって言ってくれたよ」
…仲良くなってるじゃん、と嬉しく思いました。
試合当日は声を掛け合ってチームメイトと全力で戦いましたが、
残念ながら敗退。
なんと息子と〇〇君が肩を組んで悔し泣きしてこちらに来ました。
〇〇君のお母さんと「お疲れ様!」と迎えてあげました。
サッカーというスポーツを通して友達とのたくさんの経験、
それと私の魔法の言葉(?)により
卒業までサッカーを辞めずに立派に続ける事が出来ました。