子どもの習い事を辞めたいと言い出したとき(福岡市ママの意見)

福岡市在住の母親にアンケート。習い事を辞めたいといったときの対処法

プログラミング教室で仲間ができたのに辞めたらもったいないよね

プログラミング教室を辞めたいといいだしました。

 

まず、なぜプログラミング教室が嫌なのか、
辞めたいのかよく話をききました。

 

理由を聞くと「それは行きたくないよね」というものではなく、
わがままと言える範囲かなと思いました。

 

そのため、「そもそも、やりたいと言い出したのは自分だよね」
という話から始まり、
ここまでどのように頑張ってきたかを一緒に振り返りました。

 

そもそも、到達したい技能があったので始めたものなので、
ここで止めてしまうととてももったいないと思うこと、
当初の目的に対して、
大体あとどれくらい頑張れば到達出来そうかなども話しあいました。

 

また、一緒に頑張ってきた仲間もいたので、
やめてしまうとその仲間たちとの関係もこれまでとは違ってしまうと思うよ、
なども話しました。

 

そのうえで、それでもこれ以上プログラミング教室を続けるのは
どうしても無理で、嫌だと思うのか、
もう少しだけ頑張ってみようと思うのか、
自分で決めなさいと申し渡しました。

 

どちらに決めても親はあなたの意見を尊重しますよと話したところ、
本人が数日考えて「続けたいと思うのでよろしくお願いします」
と言ってきました。

 

小学校低学年のときでした。

 

プログラミング教室がある日ははおともだちと遊べなかったり、
練習でちょっとつらい気持ちがあったり、
面倒くさいような気持ちになってしまって
「もう行きたくない、やめようかな」と言い出したようです。

 

ですが、そもそもどうしてプログラミングを始めたのか、
何を目指していたのかを一緒に振り返っていたら、
「ここまでこんなに頑張ってきたんだね」
と自分の頑張りを振り返る良いきっかけにもなったようです。

 

一緒に頑張ってきた仲間もいたことから、
「他のともだちともっとたくさん遊びたい気持ちはあるけど、
一緒に頑張ってきた仲間も本当に大切」
と改めて感じたようです。

 

「あとは自分で決めなさい」と話したら、神妙な顔で頷いていました。

 

自分でちゃんとじっくり考えたようで、
「やっぱり続けたい。もう少し頑張ってみたい」
話してきて、
さらに親に対して感謝の気持ちを感じてくれたようで
「よろしくお願いします」と言ってくれて驚きました。

 

親も送迎やお金など大変だと、
子供も改めて考えるきっかけになったようで、
結果として良い機会だったと思います。