習い事を休む時は本人に連絡させた
体操クラブの習い事に辞めたい・行きたがらないときは、いろんなパターンがありました。
嫌がりながらもきっかけがあれば、行けそうなときは帰ってきたときのお楽しみ(大好きなお菓子や好きなテレビ番組など)を用意してとりあえず行ってらっしゃい、と送り出しました。
それで体操クラブにいくことが多いのですが、テコでも動かない・肉体的にというよりは精神的に疲れていて涙が落ちそうな様子の時は一旦休ませました。
その連絡はできる限り当人から入れるようにし、それができない場合は親が連絡を入れ、ありのままの状態を伝えるところを子供に見せました。
そして本来体操クラブがある時間帯は、その習い事に関することに時間を費やしました。体操に関する動画を見たり、書籍を読んだり、それを職業にしている人について調べたりしました。
その日に休んだことについては言及せず、その習い事を始めた理由・結果が出た日のことなどを話してこれからどうするかを一緒に考えました。
「行きたくない」とは言っても「辞めたい」ということはなかったので、原因は体や気持ちの疲れだったのだと思います。
体調の問題であると判断し、「せっかく払っている月謝がもったいない」と言いたくなるのはできるだけこらえました。
さんざん暴れた後の対応になることが多かったので、電話連絡等の後は顔を合わせるのが気まずい様子でしたが、こちらが休んだことについての話題を出さずにいることで安心したようです。
リビングで泣きながら転がっていたのも徐々に穏やかになって、自分なりに考え、行動をおこしていました。
自分がやりたいと言い出した習い事がほとんどなので、その動画などをみていると徐々に落ち着いて自分なりに今後のことを考えることができたようです。
一度お休みすると次回は黙々と準備をし、意欲的に出かけていたと思います。
体操クラブを休むことで他の子との差がつくことや、自分の技術・身体能力が落ちることにおびえ、自主トレをしていたこともありました。
勉強系の習い事もしていたのですがその時は、とにかく休めることにほっとしていたように思います。
どちらにしても、特別な理由がないのに休むということに罪悪感をおぼえるようで、必要以上に家でできることを頑張っていた印象があります。
福岡市博多区在住の小学生母親